135」ホンダ再び参戦

 待ちに待ったホンダの2026年からのF1への5回目の復帰が、チームへのPU(パワーユニット)供給としいう形で決定した。色々な理由があるらしい。それを整理したい。
 1.F1が2026年から新PUレギュレーションを導入。電動化比率50%、燃料もカーボンニュートラとなり、ホンダ社の方針と一致
 2.今年から北米で、アメリカ3戦(アメリカGP・マイアミGP・ラスベガスGP)、メキシコGP、カナダGPと全5戦が開催される。今年はアメリカではF1が大きな盛り上がりを見せており、加えて、インディにもホンダはエンジンを供給している。ホンダにとっての北米市場はとても重要でF1の宣伝効果が期待できる。
 3.何と言ってもホンダのレース魂が大きい。故本田宗一郎氏がマン島にバイクで参戦して以来、レースは「走る実験室」と言われ続け、レースで開発した技術を市販車に転用してきた経緯がある。
 4.ホンダに入社してF1の開発をしたい!、という目的で入社する人が多い。ホンダ=F1なのである。多分何か正当な理由を見つけてF1に戻りたい、と社長以下みんな考えていた、と思われる。実はこれが一番大きいのだ。
 夢は実現するためにあるのである。

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