118」柚餅子

 入居者の方に頂いた沢山の柚子。他に利用法を探して見ると、「柚餅子」というのがあった。元は武士の戦場への携帯食だったらしいが、日本全国に色々な調理法があるようです。共通しているのは、柚子の中をくり抜き(実は用いない)、中に別に作った具を詰めて蒸し、寒風にぶら下げ熟成したのち食べる、という点である。
 この「具」が各地で独特なのだ。とは言っても、おおよそ味噌、小麦粉、米粉、みりん、酒、ごま、ナッツ類、他などをメインとしてその組み合わせや配合を工夫しているようである。
 ということで、作って見た。ちょっと手間で約半日仕事である。中身は、八丁味噌、みりん、白玉粉、酒、ごま、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、などとした。
 出来上がったものをキッチンペーパーで包み物置内に吊るしている。写真は蒸した直後の柚餅子。

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