32」初雪

 今朝はこの冬の初冠雪となった。積雪2cmと言ったところでしょうか。道路は全く積もっていなくて、樹々の上や車、屋根に積もっていました。でも、あっという間に溶けてしまいました。
 明日はクリスマスイヴですね。

31」安納芋2

 収穫して一ヶ月がたった。熟成した安納芋で焼き芋を作って見た。
 我が家の焼き方はこうだ。5~6cm程度の太さの安納芋を井戸水&タワシでゴシゴシこすって泥を落とす。水分を適宜拭き取り、上下加熱の出来るオーブントースターの網の上に並べる。アルミホイルを巻いたほうがいいのかもしれないがあえて巻かない。我が家の安物のトースターはアナログタイマーで最大15分、上下加熱で1.1kW。これを4回。トータル1時間で出来上がる。焼きムラを防ぐために芋を回さなくても出来る。もしかしたら回せばもう少し早く焼きあがるかもしれない。実は回さないと少し焦げた部分ができるのだが、これがまた、香ばしい香りがしていい。だからあえて焼きムラを作る。焼き上がりは手で力を入れて柔らかくなればOK。心配なら竹串を通せばいい。まあ、食べて固ければ追加で焼けばいいのだ。
 子供の頃、籾殻を庭で燃やしていた時期があった。そこにアルミホイルで包んだサツマイモを投げ入れ焼き芋を焼いていた。忘れた頃に取り出すのだけれど。細いところは炭になっていて、更に皮付近が焦げ、中心部は程よく焦げの香りがついて、甘く香ばしい。焦げすぎると、酸っぱい。


30」初霜

 今朝は冷え込んだ。初霜が降りた。昨夜の0時でyahoo天気の八王子実測値で0.3℃だったので、今朝は初霜が降りるなと予想していたが、果たしてそうなった。
 霜が織りなす紋様はいつ見ても綺麗ですね。寒い中でじっと見とれてしまう。自然界は全てが芸術だ。

29」連鎖反応

 11月のある土曜日のこと。いきなり姪(姉の娘)が来訪した。しかも男子を連れてである。聞くと、墓詣りに来た帰りに寄って見たという。
 何年か前から、付き合っていた彼氏と結婚したいのだけれど、遠距離恋愛で且つ相手が煮え切らない、という話を何度も聞いていたので、今年こそはと少し気合いを入れていたようだ。さて、実際のところどうなったのかといえば、その彼(=連れの男子)をついに説得し5月に籍を入れたという。で、彼は東京に転職を検討しているとのことで、挙式は来年7月。オリンピックの直前だ。おめでとう!!よかったね!、と我が子の様に祝福。いつだって結婚はおめでたいものだ。
 で、ちょうど家の片付けに来ていた我が娘は、一緒に聞いていたのだけれど、彼女たちが帰ったら何を言うのかというと、「ちょっと言い出しにくいのだけれど、昨日彼からプロポーズされて、」「で、どうしたのどうしたの?!、」「OKした。結婚することにした」と。昨日の今日なのでまだ何も決まっていないらしいが、まさに連鎖反応、おめでたいことが続き、何という日だ、と妻と顔を見合わせて笑った。
 まあ、二人ともおめでとう。これからが大変だけれど、幸せになってね。

28」珍しい10輪車

 ある日のこと。パンを買いに行ったカミさんを待つために路肩に車を止めていた。ふと右側に目を向けるとそこはビルの一階の保育園。一階全体が保育園になっていて中央が玄関、玄関の左右はスロープになっていて歩道と緩やかにつながっている。5mを30cm勾配といったところか。玄関左側のスロープの玄関寄りに三台の珍しい車が置いてあるのに目が止まった。
 子供四人が乗れる乳母車、移動車である。台車に檻をつけたような移動車はみたことがあるが、これはみたことがない初めての形だ。特注だろうか、折り畳みは不可のようだ。さてどう使うのか、誰か出てこないかな、と思っていたら、エプロンをしている保母さんらしき人が出て来た。一人でどこかにお出かけかなと思っていたら、なんと、そのあと出て来たではないか子供達が。ヨチヨチ歩きの1~2歳くらいの子供たち。保母さん四人に子供たち9人。一人ずつ乗せてはシートベルトをつける。空いている椅子には小さいリュック。あの中には何が入っているのだろう。オシメ、着替え、それともおやつ・・・。
 乗せ終わると、準備完了。ロックを外して三人の保母さんがそれぞれ手押しで出発する。四人目の保母さんは玄関で手を大きく振る。補助輪も含めて6輪車、いや、前後四輪はダブルだから10輪車だ。安定していて運転しやすそうである。「行ってらっしゃい」。時刻は午前10時。お日柄もよく、絶好のお散歩日和である。

27」安納芋

 妻の料理にサツマイモが入っているのを見て思い出した。そういえば今年は久しぶりにサツマイモの苗を10本ほど購入して植えた記憶がある。そう、今年は特別に「安納芋」を選択したのだ。焼き芋にすると。「水分が多く粘質性で、焼くとまるでクリームのようにネットリとした食感となる」、あの焼き芋に最適な「安納芋」だ。サツマイモは収穫したてより1ヶ月ほど保管することで澱粉が糖に変わる。「安納芋」の場合では、焼くことで糖度が40度にも達するという。すごい。早速掘り返すことにした。久しぶりに「マンノウ」を振るう。乾燥させるために、10時ごろ掘り返し「筵(むしろ)」の上に並べて夕方まで乾燥させる。夕方、コンテナの底に麻袋を敷いて収納して屋根のある納屋にしまっておく。一ヶ月後が待ち遠しい。

26」芸術の秋

 今は芸術の秋。毎年この時期の新聞には全日本吹奏楽コンクールの結果が掲載されている。
 思い出すのはもうだいぶ昔、娘が中学校の頃の話だ。娘は何を考えたのか入学して吹奏楽部に入った。活動のピークは2年の時、都大会に出場し、先生も皆も最高の演奏だと思っていた。間違いなく全国大会に行ける、と先生は自信があったらしい。しかし、「ダメ金」しかもらえなかった。都大会では参加校全てに金賞、銀賞、銅賞が与えられる。中でも金賞をもらうと全国大会に出場できるのだが、いくつかの学校は金をもらっても出場できないところが出てくる。そう同じ金でも価値が違うらしい。それを業界用語で「ダメ金」と呼んでいる。なんと悲しいのだ。金をもらったのに一等賞ではないのだ。全く価値のない「金」なのだ。担当の先生も、審査員に抗議に行ったらしいがもちろん覆らなかった。
 も一つは、吹奏楽の聖地と言われていた(「吹奏楽の甲子園」とも呼ばれていた)普門館が昨年取り壊されたことである。知る人ぞ知る普門館は、あの有名な、カラヤン/ベルリンフィルの来日公演も行なっている有名なところで、長期にわたり吹奏楽の全国大会が行われてきた場所である。娘の頃も、皆で「普門館を目指せ!」を合言葉にたくさんの吹奏楽の子供達たちが夢見ていたと聞いている。ほんのちょっと感傷にひたる秋の夜長であった。

25」「ノーサイド」の文化

 「ノーサイド」の文化を理解するのは難しい。負けた相手を讃えるなんて紳士なことはできない、と思っていたけれど、本当に素晴らしい内容の試合をみると、そう思えるのだな、と感じた、日本と南アフリカの試合だった。4年ごとに強くなってきた日本のラグビーチーム。
 努力が報われて本当に結果を出したのは、きっと必然なのであろう。そう世の中に偶然などはないのだ。勝っても負けても成功しても失敗してもそれが必然、現実の自分の力なのだ。どちらになっても謙虚に結果を受け入れ、反省し次につなげていく。それが進歩につながるのだ。もしかしたら、それが「ノーサイド」の精神につながるのかも知れない、と思った瞬間だった。
 「ブレイブ・ブロッサムズ」、ありがとう。

24」家賃20万円の賃貸マンション

 今朝インスタの広告で東小金井の賃貸マンションの広告を見た。二つの駅から駅徒歩5~9分の立地、小金井公園、野川公園、武蔵野公園が近く、アウトドア、ドッグ&ペット、スポーツ&ショッピングに便利。アメニティやセキュリティが分譲並みのRCの建物、広さ:2LDK~4LDK、専有:62~70平米、家賃:19.2万円~22.7万円。設備も分譲並みのRCの建物をあえて賃貸という選択はとても贅沢。今回の台風被害を考えると賃貸もまんざらでもない。
 賃貸で有利なのは建物の損傷は全く入居者には関係ないということ。つまり家賃さえ払ってさえいれば、補修や固定資産がかからないというのがメリット。修繕積立金もいらない。老朽化の建て替え問題も関係ない。
 今は仕事も災害も不安定な世の中。収入に応じて家族構成に応じて住み替えればいいのだから、あえて持たない選択というのもとっても良いと思うけれど。ここに入居するのは、家賃が高いから、1,000万の収入では少し厳しい、1,500、できれば2,000万円は欲しい。さて、どのくらいの期間で満室になるだろうか。
 現在企画中の建物は立地こそ負けているけれど、それ以外ではとても魅力的なものになると思う。

23」断捨離

 いよいよ日がなくなってきて、自宅取り壊しのために真剣に荷物の整理をせねば、と始めたけれど、自宅が広いので、物置やら何やらと収納がたくさんあり、いくらやっても片付けものが出てくる。
 まずは手をつけていなかった母のものを片付ける。食器・台所用品などは使わなくなったものまでありとあらゆるものが大切に保管されている。ものが無かった時代の人がいつかは使うかもしれないと保管した典型例である。和服は留袖、帯など一部は業者に引き取ってもらえたが、そのほかは、ゴミにしかならない。悲しい。靴などは真新しいものが多数残っている。サンダルなど一回履いたかどうか、のものが見つかっている。写真はとりあえず保管しておこう。
 古いハガキが見つかる、昭和40年の茶色に色が変わったハガキだ。送った人も受け取った人もすでにこの世にはいない。まさにタイムマシンだ。現代のメールをしている人から見るとこんなことは想像すらできないだろう。1日やったけれど、進捗は全体の5%と言ったところだろうか。
 反面教師。子供達のために今後はシンプルライフに徹しよう。