22」台風一過

 台風19号は各地に爪痕を残してとりあえず太平洋に去った。風よりも雨台風という感じが大きい台風であった。
 各地の被災した皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 一軒家の古い我が家は北側以外は雨戸がきちんとあるので、それを締めることで、風雨の吹き付けや暴風で飛散したものの衝突防護には非常に役立った。雨戸の重要性を再確認した次第である。
 台風の大きな思い出は二つ。
 一つはまだかなり小さい頃に、寝ていた八畳間の南側の縁側に太い大きな丸太が突き刺さったことがあった。もちろん寝ている夜中である。父親が割れたガラスで足を血だらけにしながら修復していたのを覚えている。
 もう一つは小学校低学年の頃である。自宅の玄関を出てびっくり。牛小屋の大きな屋根がごっそりと落ちていた。壊れたというより、怪獣がそっと持ち上げて置いた感じだ。そう、帽子を脱いだ感じにずれ落ちていた。その日の通学途中ではたくさんの木が折れたり倒れたりしていた。そして学校から帰ってまたびっくり。もうすでに屋根が直っていたからだ。そう、まるでウルトラマンがそっと持ち上げてはめ込んだくれたように。1日で修復するとは何たる助け合い、チムワークであろうか。子供ながら夢のような出来事であったのを覚えている。

21」四角豆

 台風19号が来る。
 畑が心配なので、支柱を立てている四角豆とトマトに一応ロープをかけて支えることにしたが、まあ、風向き、風の強さによっては気休めだろう。
 台風に備え早めの収穫を実施。少し小さくても今日中に収穫した。四角豆は沖縄の野菜で数年前から作っている。真ん中で切ると断面が四角く見えるのでその名前がついたらしい。癖が全くないので、茹でて適当に切ってマヨネーズで食べても美味しい。味噌汁に入れてもいいし千切りにして卵焼きに混ぜてもいい。我が家は茹でて冷蔵庫に入れておいて、色々なものに混ぜている。南の野菜の割に本当に暑い真夏はほとんど実がならない(花が咲かない)。5~6月、あるいは9~11月に、大量に結実する。ただし、4月に種まきしても蔓が伸びないので結局収穫は秋になる。今が最盛期だ。この野菜は私が新しく見つけた野菜の中で結構気に入っていて毎年作っている。なにせその辺の八百屋では全く売っていないので、食べるためには作るしか無いのである。

20」意外なスマホタッチ

 昨日は高円寺にある設計事務所にて打ち合わせをした。現在いくつかの建築会社に見積もりを依頼中で、送られてきた質問、現状の設計内容の再確認、今後のスケジュールなどについて打ち合わせを行った。
 帰りの中央線はすぐに来た青梅行きにまずは乗り、立川で八王子行きに乗り換え、到着した時はすでにあたりは暗くなり18時。人とお仕事で話すと結構疲れる。さてまっすぐ帰るか、といつものようにJR八王子駅から京王八王子駅まで徒歩で歩く。始発で座りたいためだ。途中のウエルパーク、ついついいつものカロリーメイトフルーツ味の価格を通りすがりにチェックしてしまう私。¥118。おお、相変わらずどこよりも安い。
 始発のバスに乗り運転席後ろの席に陣取りぼーっと外を眺める。だいぶ走ったあるバス停での出来事。バスが止まり、次々と乗客が降りて行く。ここは大きなバス営業所のあるバス停。最後に降りてきたのが小さな赤ちゃんを抱いたお母さん。三歳くらいだろうか。よく見ると、両手で赤ちゃんの脇の下を背中から抱えながら歩いてきた。みると赤ちゃんの両手にはスマホが握られている。赤ちゃんはスマホを両手で持ちじっと画面に見入っている。お母さん、両手がふさがっているのだけれど、どうするのかな、と思っていると、なんと、赤ちゃんを介してスマホをかざしタッチ。「ピッ!」となったのを確認して降りて行った。その間、赤ちゃんは微動だにせず、まるでお人形の様・・・。ええっ、と見たことない光景にちょっとびっくりした次第でした。お母さん、すごい。

19」ものについての考え方

 持っているもの、使っているものとの別れは寂しいものである。私は特にものに愛着を人一倍感じてしまうので、なかなか別れることができず、部屋が「ゴミ屋敷」になってしまう傾向にある。その原因は私の親に由来する。親の世代(昭和一桁世代)はお金がない、ものがない、と言う時代に生きてきているので、お金は使わない、物は捨てない、のである。それを見て育っているので、私もものを捨てられないのである。
 しかし今はよほどのものでない限り、いらなくなったら処分し必要になったら購入する、その方が経済的なのである。何より保管する場所がない。
 話を車に戻そう。車を持つ人には二種類あると考えている。ほとんどの人は道具として購入する。経済的でたくさん人が乗れて荷物が積めて、故障ぜず快適に移動できる。そんな理由が主で購入する。
 もう一つの人種は趣味(実益も兼ねる)として所有する、と言う人種である。乗りごごちが悪い、荷物が積めない、燃費が悪い、直ぐ壊れるなどたくさんの欠点があるけれど、ある部分で特別な特徴を持ち、とても個性的で、それに魅力を感じ所有していることに喜びを感じる人である。カーマニアと言われる人種、私もその一人である。

18」粗大ゴミ

 自宅荷物整理に伴い、粗大ゴミが出た。ゴミ袋に入らない大きなものは自分で清掃工場に持ち込むか、チケットを購入して粗大ゴミ収集を依頼しなければならない。
 持ち込む場合は事前に電話で予約して持ち込まなければならない。昨年まではいつでも持って行ってよかったのだが混雑緩和のためと称して手続きが必要になり少し面倒になった。
 収集を頼む場合はメールで事前に予約をして予約番号をもらう。今回は収集を依頼することにした。お願いするには処分する品物に対してポイント数に応じたチケットを購入し、それを処分する粗大ゴミに添付し、指定された日の朝8時半までに自宅入り口付近に出しておかなければならない。必要なポイント数は市のHPに載っている。例えば、一人用ソファ;5ポイント、二人用以上ソファ;10ポイント、など、である。ちなみに一ポイント100円である。ゴミを捨てるのも大変な時代。これからはシンプルライフに務めることにしよう。

17」おさんぽ

昨日は高校の某OB会メンバーで武蔵国分寺跡(東京都国分寺市)周辺のおさんぽに行って来ました。
実はOB先輩の方で国分寺市のボランティアガイドをしている方がいらして、その人の案内で「東山道武蔵路跡」「武蔵国分尼寺」「武蔵国分寺跡とその周辺」などを、JR西国分寺駅を13時30分ごろ出発し、17時ごろの暗くなる直前まで、ぶらぶら解説していただきながら散策しました。史蹟の詳細は、
http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005196/1004222.html
に譲るとして、ほんの少しそこから抜粋して見ます。
「奈良時代の中頃、聖武天皇は仏(ほとけ)の力で国を安定させるために、諸国に国分寺の建立を命じました。武蔵国では、都と国府(現府中市内)を結ぶ古代官道「東山道武蔵路」沿いの東に僧寺、西に尼寺が計画的に配置されました。・・・」ということです。詳しく知りたい方は是非HPをご覧ください。
西国分寺駅でふと目についた案内看板で、野川の源が国分寺市にある日立中央研究所であることが書かれていました。都立野川公園に時々テニスに行っている私にとっては、そのそばを流れている野川にはちょっと親しみがあり、そうだったのか、なるほど、とほんのちょっと感心した次第です。
12000歩歩いたので足がとっても疲れたけれど、いつもの仲間とおしゃべりしながらの散策は楽しい1日でした。
みんな元気でよかった。

16」畑の話

現在自宅の裏には約10aほどの畑がある。そこがもう直ぐ駐車場になってしまうのが、ちょっと寂しい。生まれてこの方、この畑にはずっと美味しい野菜を食べさせてもらっていた。残したかったが、前に進むためには仕方ない選択でもある。退職してから一人で一所懸命野菜を作って来たが、今年は1/3ほどしか利用していない。しかも少しサボっているのでほとんどが最強の草たちで覆われてしまっている。色々なものをつくってきたが、今年作付けして今残っているのは、トマト、茄子、サツマイモ、長芋、甘長唐辛子、モロヘイヤ、オクラ、四角豆、赤紫蘇。その他昔から植わってものにルバーブがあり、畑でない場所には、柿、ブルーベリー、野蕗、茗荷、山椒、月桂樹やクチナシの木もある。

15」優先順位

全ての物事には時間軸とともに優先順位がある。今一番大切なもの(こと)を中心に考え、それを優先して決断(他を切り捨てる)することである。大切なものはもちろん一つではないけれど、また、優先順位をつけるのはとても難しいけれど、今の目標は何か、その目標を達成するために何が一番大切か、必要か、と考えれば自ずと答えが出てくる、あるいはそう考え、答えを出さなければならないのである。あれもこれも、と思っていては目標達成は困難である。今は、素晴らしい家を建てる、が私にとって一番大切な目標である。とりあえず、車はお金に変え、少しでも素敵な家の足しにしようと思った次第である。

14」別れ

硬い話ばかり書いてきたので、これからは少しつぶやき的なことも書いていこうと思う。
9月30日を持って9年ほど乗っていた愛車が旅立って行った。旧車と言われている四輪駆動車の三菱ジープJ38という車で、前々から一度は乗ってみたいと思っていた車だった。道無き道をどこまでも行ける、そんな思想を持っている車である。しかし、昭和40年代生産の車は現在のものと比べてとてつもなく下地の鉄板も塗装も良くない。屋根付き車庫に保存していないと直ぐに朽ち果ててしまう。私の家でも屋根付き車庫に保管していたけれど、自家用として普段の足として乗ってもいたので、購入した時に比べて少しずつ錆が発生し車の状態は悪くなってきていた。家を建て替えるに際して一年ほど露天の駐車場となるので、これ以上状態が悪くならないうちに、と、決断した次第である。次なるオーナーが屋根付き車庫で大切に保管し、末長く現状を保持していただくことを願いたい。

13」資金調達 その3

◯最後は、
とりあえず検討する、と資料を受け取ってもらったが、検討した結果、結局×となった所。「頭金が何千万円必要」、あるいは「担保の資産価値が低い」、などの理由。希望は頭金ゼロ。ま、そうはいかないだろうけれど、現実的な額でないとね。それから資産価値は仕方のないところ。そんなことはわかっているので、そのリスクを融資利息や期間などで補ってもらう。そんな風に考えてもらえばこちらも検討の余地があるのだが。
ということで、最終的に相談に乗ってもらえたところは二つの金融機関。そのうちの一つに融資が決まった。私の説明をよく理解してくれて、私の夢の実現に協力してくれた某金融機関の某支店長に感謝!